3年ぶりの決勝進出ならず 春季高校野球北海道大会
本日札幌円山球場で行われた、春季高校野球北海道大会の準決勝、白樺学園対東海第四高校の試合は、2ー9で白樺学園が敗れ3年ぶりの決勝進出を逃した。
二回、柳沢が先制となるライトオーバーの二点3塁打を放つ。
白樺学園 020 000 00 |2
東海大四 015 001 02 |9
試合は2回、ヒットで出塁の常通を三塁、相手失策で出塁の市澤を一塁に置いて、柳沢がライトオーバーの三塁打を放ち2-0と先制したが、2回裏にワイルドピッチで1失点、3回には押し出しを含む4つの四死球と二本の適時二塁打で5点を失った。6回に適時打で1失点、8回には2点適時打で7点差となり、規定(7回以降7点差)でコールドとなり試合が終了した。
先発投手市澤は初回は満塁のピンチを三振で切り抜け、二回もスコアリングポジションに走者をおきながら三振で切り抜けたが3回先頭打者を四球で出塁させ、犠打を決められこの日3度目のスコアリングポジションにランナーを背負った時点で、マウンドを斎藤に譲った。
斎藤は一つ目のアウトをとれず落ち着くまもなく、連続四死球や、やや前進守備のシフトをとっている外野手の頭を越える長打を2本浴びてしまう。
その後立ち直りをみせただけに、振り返ると、二人の投手にもナインにも辛い辛い1イニング5失点だった。
支部大会からの試合ぶりをみていると。ヒットも中盤まで相手より多く出ていて、何点はなれても、きっかけ次第でおいつく期待もあったが、気がつけばサヨナラの幕切れだった。
この大会選抜枠出場のチームを完封、甲子園に出場の3年前のチーム以来のベスト4進出を果たしたことはまぎれもない事実です。がんばりました。
最高気温は30度に迫る札幌円山球場は、「暑い最後の夏」を彷彿させる雰囲気だった。決勝進出をかけた試合、、たくさんの観衆、声援、暑さ、緊張、ピンチなど、十勝支部で唯一白樺学園だけが経験し、多くのことを学ぶことができた有意義な試合であったと思います。
夏が楽しみです。
保護者、生徒、野球部の選手たち、OB・OGのみなさん、十勝から応援にかけつけてくださった関係者の皆さん十勝支部代表の白樺学園に応援ありがとうございました。
今日、夏へ向けて白樺学園野球部はスタートしました。
これからも応援よろしくお願いします。(荘司)
写真:荘司
初回ピンチを迎えマウンドに集まる選手たち。
この試合でも投手への声かけが有効に行われていた。
2回柳沢の3塁打で常通が先制のホームイン
同、市澤が2点目のホームを踏む
2-0で、「いける!」雰囲気に盛り上がるスタンド。
3回 先頭打者の木下がこの日2安打目となるレフト前ヒットを放ち出塁する。
その後3塁まで進塁するも一歩及ばすホームベースは踏めす。
3回裏 レフトの頭上を2度、打球が越えていった。
4回 ワンアウトから田口がライト前ヒットで出塁する。
6回 ランナーを一塁においてヒットを放つ常通
(第3打席)
7回 斎藤投手。3者をすべて内野ゴロで抑えた。
7回 堅実な守備をみせた柳沢選手。遊撃手もバックアップに入っている。
夏へ向けてスタートしよう!