接戦制し決勝へ〜３回 4番高橋値千金の逆転打、8回 田口決勝打、市澤ロングリリーフ チームで掴んだ貴重な勝利

春季道高校野球十勝支部予選準決勝より(白樺学園4-3帯広緑陽)

 

8回ツーアウト満塁から、田口満人が初球をとらえレフト前ヒット、４−３に。これが決勝打となった。

 

ナイスバッティング！チーム一の好打者復活おめでとう。＊この日3安打でした。

 

３回ツーアウト満塁、高橋俊樹がセンター前へ2点タイムリーヒットを放ち３−２と逆転に成功した。

 

「4番」には多くの投手は特に厳しい投球をする。高橋選手はチャンスでの集中力の高めかたが上手に思える。

 

白樺学園の３打点はいずれもツーアウトからだった。スタンドの応援団が大きな声をはりあげる中、

集中力を高め、見事にボールをとらえているように思えた。

 

 

＊この他1点はワイルドピッチによる。

＜続く＞
 

試合前

 

試合開始の整列へ

 

先発は斎藤投手

4回、チームの好機に代打で交代したが立ち上がり、速いテンポの投球で三者凡退に抑えていた。

 

スタンドには保護者、野球部員、アイスホッケー部員、チアリーディング部員等々が声援を送っていた。

「負けないように大きな声で選手達を応援します！」と力強く気持ちを伝えてくれました。

 

二回、ワンアウト３塁の場面、相手スクイズが決る。

投手前のバントに機敏に反応、倒れ込みながらも先制点を防ごうとバックホームする斎藤投手。

 

 

３回 高橋のヒットでセカンドから逆転のホームイン

常通選手はタッチを間一髪でかいくぐる好走塁を見せていた。

 

 

 

３回逆転で盛り上がるスタンド

 

4回好機に代打で出場の市澤選手が登板

6回を１失点に抑える。

 

要所要所で捕手や野手が声をかけている姿が印象的だった。

 

8回　ツーアウトランナー一塁から花田がレフト前ヒットで出塁。
このあと、逆転へつながって行った。

 

9回ワンアウトから工藤がセンター前ヒット

 

チームのヒット数は７だった。

 

チーム四死球８のうち「ヒット バイ ピッチ」が４つ。

あたりに行ったような死球は一つもないが、出塁への意識の高さを感じた。

 

9回はツーアウト１，３塁のピンチもあったが

「女房役」の捕手や周囲の選手の支えが多くみられたように思う。

坂下選手は投手としてではなくだいじな場面でマウンドへ、伝令として登場。
投手の気持ちがわかる彼は何を伝えたのでしょう。

勝利。選手達から笑みが自然とこぼれる。

ありがとうございました。とスタンドへ深々と礼をする。

 

少しずつの積み重ねの結果、1点差で勝利。

十勝支部には全道でも勝ち上がれるであろう良いチームが多く、

僅差の勝利だけに、素晴らしい勝利をいえるのではないでしょうか。

 

 

 

ごらんくださりありがとうございます。（荘司）