最終ピリオドで逆転勝利 会長杯高校新人アイスホッケー2年連続の優勝
平成24年度帯広アイスホッケー連盟会長杯争奪高校強化新人大会の最終日が9日、帯広の森アイスアリーナで行われました。白樺学園は全勝同士で清水高校と対戦、第二ピリオド残り5分、0−2でリードを許し苦しい状況の中、新主将の2年生背番号9番平野君が待望の得点をあげ、一点差とした。第三ピリオド約5分のところで、パワープレーのチャンスを生かし、2年生11番瀬戸君が貴重な同点ゴールをあげる。その後両者ゆずらぬまま、残り約7分、キルプレー(一人少ない状況)のピンチの中、攻め上がる敵陣から平野君が果敢にパックを奪うと、キーパーとの一対一でのゴールを決め、この試合はじめてのリードを奪った。その後は残り時間も少なくなり、キーパーをさげ6人で攻める清水高校に対し、2点を追加、最終的には5−2で勝利し、優勝を決めました。おめでとうございます。なお白樺学園を含め上位3チームは第46回北北海道高校選手権大会後期決勝大会に出場する。
第三ピリオド平野主将が逆転のゴールを放つ
インターハイ優勝後、人里主将を引き付いた新チームの主将は2年生の平野君。試合前日の全校集会では、応援のみなさんへの感謝の気持ちを丁寧に述べるとともに、「優勝は過去のもの。全勝で連覇するという偉業達成を目標に頑張ります!」と抱負をのべていただけに、「負けるわけにはいかない!」試合だったに違いありません。抱負を知る応援にかけつけた生徒達にとっては、特に、貴重な得点を自らあげたあたり、とても感動的に感じられた試合だったのではないでしょうか。初の決勝の舞台に、苦戦した白樺アイスホッケーの選手たち。一つの勝利の重さ、先輩達がいて成し遂げた全国制覇が偉業であったこと等をあらためて実感し、謙虚に頑張ることを誓い合ったのではないかと、思います。(荘司裕)
第二ピリオド待望の一点目をあげる(9番平野)
第三ピリオド瀬戸が同点ゴールを決める
応援の意味で写真を掲載します。頑張れ白樺学園アイスホッケー部!
*全員掲載できていません。ごめんなさい。限られた時間でのできるかぎりの掲載でした。