マインドセットを行いました。
今年から新設された「特進コース」でマインドセットが13日から15日の3日間に渡って行われました。(佐々木彩)
一日目は「お互いのことをよく知るために」というテーマの元、自分と相手の共通点や相違点を話し合ってみました。交流をして、「お互いに自分の話をしていくことで価値観を理解することができるようになる」「自分を隠さずに交流することが大切」など、初日でしたがしっかりと話し合いをすることができました。
二日目は「ヒューマンスキル」というテーマの元、「社会人」をキーワードにワークを行いました。今の自分が思う「社会人」のイメージと「社会人」に必要となるスキルをグループワークで共有し、各グループで必要となるスキル3つを決めました。司会担当がグループの意見をまとめながら円滑に話し合いを進め、プレゼンでは、多くの先生方にも参加してもらい、発表者は時間内にわかりやすくプレゼンをすることができました。社会人に必要となるスキルを明確にして高校生活の中でどのように身に着けていくかを考えながら、人としての資質向上を目指したワークとなりました。
三日目は大学入試制度についての基本的な説明と、効率的な勉強方法、ノートの作り方について学びました。とくに効率的な勉強方法では「逆算思考」を持つことの重要性を学んだあと、学習のポイントとして「学習のインプット、アウトプット」について教えてもらいました。勉強はインプットが大切だと思われがちですが、学んだことを実践するアウトプットの方が実は大切です。インプットとアウトプットの比率は3:7にすると良いと言われています。ほかにも有効な勉強方法やノートの取り方などを学びました。
高校に入学してまだ一ヶ月も経っていませんが、すでに大学入試に向けての「勝負」は始まっています。準備のスタートが早ければ早いほど、それに比例して将来の幅は広がると思います。また近年では、入試の中に小論文が組み込まれている大学も少なくありません。単純な学力だけではなく「考える力」も問われてきています。今回のマインドセットでは、勉強方法だけでなく、相手に自分の意見を伝える力や、相手の意見を聞く力の大切さも学んだと思います。是非これらの力を高校生活の3年間で育み、自分の夢を叶えてほしいと強く願っています。