サッカー部 ラストゲームはロスタイムで涙 全道選手権大会
16日、サッカーの第100回全国高校選手権大会北海道大会第1日で白樺学園サッカー部は帯広の森球技場で網走南ケ丘高校(オホーツク地区)と対戦した。白樺学園は前半12分に、3年の千葉(舜)が2年生肥土のクロスのボールに脚で合わせ、強烈なボレーシュートが決まり先制に成功したが前半終了近くに追いつかれ1−1で前半を終了した。「全道の独特の雰囲気に固さがあった」と喜多監督が言う通り、攻防続くも攻めきれずお互い得点のないまま、アディショナルタイムに入った。このまま延長かと思われたが、相手のけったボールがキーパーとディフェンスの間に落ち、相手フォワードに抜けられキーパーと1対1に、好守を続けてきたキーパーをかわしゴール。ロスタイムに均衡が破れた。さらに白樺学園が時間のない中、得点を奪いにいったところを、攻められさらに一失点し、1−3で敗れた。試合のほとんどの時間をリードか同点で戦っていたが、まさかのラスト2分となった。3年間最後の試合を終えた選手達からは大粒の涙が流れていた。(荘司)