ありがとう! (続)野球十勝支部決勝
一昨日日曜日、春季大会の決勝戦、白樺学園野球部は、試合に負けた。次の日の朝は、日本の広範囲で見られるものとしては、平安時代の1080年以来という金環日食の日でした。
<写真は金環日食の日の白樺学園近辺から望む、平成の夕日です。>
この日の朝、十勝の天候は曇り。残念ながら、学校のある芽室町で、金環日食の観測はできず、
ただただ、暗い不思議な朝だった。
暗かったのは、日食ばかりではなく、前日の野球の結果もあった。
二つの意味で暗い朝を迎えていました。
私も、授業へ行き、なんと声をかけて良いやらわからずにいた。
そこへ、生徒が静かに、しかし心から「応援ありがとうございました」と、私に一言・・・。
言い訳などまったくしない選手たち。いさぎよい。
「ありがとう」といいたいのは、私のほうだった。
遠くで見ているとなかなか気付けないかもしれないが、
閉会式での写真は、彼らの悔しさを如実に語っていた。
その表情から、私は昨年全道決勝戦に敗戦した先輩たち、
一昨年、最後の大会、支部予選決勝で敗れ泣き崩れた先輩たちを思い出した。
各々が、悔しさを噛みしめている表情は、とても心にぐっとくるものでした。
新聞紙上には、主将の言葉が掲載され、「チームを一つにまとめられなかった」、とあった。
いえ、この写真を見ると、いいチームをつくっていますよ、と主将に伝えたい。
その写真は、甲子園出場が決まったさい、喜びの写真とともに、公開するのがよいという考えに至りました。
今回は、応援と、選手たちへの感謝の意味も込めて、私が撮影した写真から数枚抜粋し、掲載することにいたします。
ちなみに、試合の日、吹奏楽部、チアリーディング部はもちろん、写真部の生徒2名、有志の応援生徒(クラスメートも)多数、
昨年卒業した甲子園メンバー(十勝で就職)が少なくとも3名、校長先生はじめ学校関係者、そして父母のみなさんが応援にかけつけていました。