男子バスケ部 3点差で涙の準V 全国選手権初切符勝ち取る
4日、苫小牧市総合体育館でバスケットボールのウィンターカップ道予選の決勝リーグ6試合が行われた。3日に駒大苫小牧に勝利した白樺学園は札幌工業に75−63で勝利し東海札幌と全勝同士で対決した。前半終え28−39と劣勢も、第三クォーターに8点差まで詰め寄ると、第4クオーターには一時50−52の2点差まで追い上げた。その後も粘り強く戦い、高橋主将のシュートで58点目をあげ3点差。相手に反撃時間を与えないよう残り時間をはかるように佐々木が3ポイントシュートを放つが惜しくも外れるが白樺ボール。3点差残り4秒、最後まで大きな声援と攻める選手たち。試合終了のブザーが鳴り、コートの選手達は屈みこむようにし静かに溢れだす涙をこらえようとしているようだった。全国切符は手に入れたが、それ以上に大切なものを求めプレーする選手たちの繰り広げた優勝決定戦に大きな大きな拍手がおくられた。(荘司)
決勝リーグ
<11月3日>
白樺学園 ○ 69(17− 8,23−11,28−22、21−22)63 駒大苫小牧
<11月4日>
白樺学園 ○ 75(22−18,22−12、17−15、14−20)63 札幌工業
白樺学園 ● 58(14−15,14−25、14−11,16−10)61 東海札幌
優勝 東海札幌 3勝 勝ち点6
準優勝 白樺学園 2勝1敗 勝ち点5
以上2チームが全国選手権大会(ウィンターカップに出場)
3位 駒大苫小牧 1勝2敗 勝ち点4
3位 札幌工業 0勝3敗 勝ち点3
<決勝リーグ:札幌工業戦より>
<決勝リーグ最終戦より>
追い上げはじめる第3Qより
第4Qより
シュートが決まり48−52に
高橋主将が決めたチーム58点目(最終)ゴール(58−61)
3点差、残り時間5秒で放たれた、佐々木選手の3ポイント
試合終了整列で。
決勝試合終了後の円陣
全国大会は12月23~29日東京の武蔵野の森総合スポーツプラザ とエスフォルタアリーナ八王子で、男女各60チーム(前回大会は各50チーム)が参加して行われる。
北海道の準優勝校が参加できるのは今年度から。
*東京体育館はオリンピックにむけた改修工事が行われています。