接戦制し15年連続全道決める 野球秋季十勝支部予選
22日、高校野球の秋季十勝支部予選のBブロック決勝で白樺学園は帯広三条高校と対戦、3−2で勝利。白樺が持つ秋季連続代表の十勝記録を15度(通算18度)にのばすとともに、春・夏と代表から遠ざかっていた挑戦者白樺学園がついに全道出場を決めました。おめでとうございます。(荘司)
初回、ツーベースで出塁していた川波を片山がライトオーバーのタイムリーツーベースで還し先制。6回二死から二ツ森が三塁打で出塁すると、続く業天が左中間を破るタイムリーツーベースで2対0とした。7回に同点に追いつかれたが、8回内野安打で出塁、犠打、タッチアップで三進していた宮浦を宍倉がセンター前ヒットで還し勝ち越しに成功した。先発の坂本(武)は7回だけは死球と3安打で2失点こそしたが、ゴロアウトを中心に内野陣とともに守る野球をリードしていた。8回から登板の岩田は9回見方エラーから一死三塁のピンチをむかえたが、三振と外野フライに抑え、2回を無安打無失点におさえ勝利を掴んだ。
帯広三条 000 000 200 2
白樺学園 100 001 01X 3
投手ー捕手:坂本武、岩田(8回)ー業天
三塁打:二ツ森(6回)
二塁打:川波、片山(1回)、業天(6回)
<試合開始>
吹奏楽部も応援に参戦しました。
<1回>代表決定戦の先発を任されたのは坂本武紗士投手
<1回裏>先頭の川波がツーベースで出塁
一死二塁、宮浦がセンターフライでランナーを三塁へ進めた
二死三塁、片山がライトオーバーのタイムリーツーベースで先制に成功
<3回>一死から二本のヒットを打たれ一、二塁。
1−6−3のダブルプレーで無失点。
<5回>坂本投手は野手とともに無失点に抑える。
ショートゴロ3つ。難しい打球も上手に処理する二ツ森選手
<6回>二死走者無し、二ツ森選手、レフトオーバーの打球、二塁を蹴る
三塁打
続く業天主将がタイムリーツーベースを放ち2−0に。
好機を生かすナイスバッティングでした。
うれしい今大会初ヒットがタイムリーとなった。
保護者、選手、吹奏楽部も大喜び
<7回>二死球とタイムリーで一点返され、一死満塁のピンチの場面。
ショートゴロが飛ぶ。バックホームする二ツ森選手。
本塁ホースアウト
なおも二死満塁のピンチ
坂本(武)投手のき合いが入ったピッチングが続く。
外野へ抜けそうな三遊間への打球をショート二ツ森が深いところで抑えた。
内野安打で同点となったが、坂本投手も後続を断ち逆転は許さなかった。
<8回>岩田投手が登板。二つの三振を奪い無失点に抑える
<8回>先頭の宮浦が内野安打で出塁
二死一、三塁で、宍倉が値千金のタイムリーヒット
再び勝ち越しに成功
ピンチもチャンスも声援を送るベンチの選手たち、勝ち越しに喜ぶ。
<9回>一死から送球エラーで、一死三塁のピンチ
同点を防ぐために一球はずすバッテリー。
三振を奪い二死三塁とした岩田投手は、最後のバッターをライトフライに打ち取りゲームセット。
春と夏、決勝で涙をのんだ挑戦者白樺学園がついに一年ぶりの全道。
そして15年連続18回目の秋の代表をつかんだ。
選手、保護者、関係者のみなさん優勝おめでとうございます。
そして運営いただいたみなさん、応援、観戦くださったみなさん、ありがとうございました。
全道大会は、10月6日から札幌で行われる。
がんばれ、白樺学園野球部。