ザ・ラストゲーム 〜野球十勝支部予選決勝戦〜

高校野球の十勝支部予選、ブロック代表決定戦で白樺学園は1−2で帯広北に破れ、6年連続19度目の出場はならなかった。応援ありがとうございました。(荘司)

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帯広北高 000 010 000 01  2

白樺学園 000 000 001 00  1

投手―捕手:桑村、笹森(6回)、松山(10回)―業天

 

<試合開始>

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5年連続18度の出場の白樺学園。

3年生は夏の負けを知らない。いつものように試合がはじまろうとしていた。

 

<始球式>

少年を見守る選手たち。ほっこりした時間。

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<1回>

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そして、代表決定戦の第1球が投じられた

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先発の桑村投手は

打者三人を内野ゴロ3つにおさえ上々の立ち上がりを見せた。

 

1回裏

宮浦が死球、奥村が四球を選び、一死一、二塁のチャンス。

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後続がたおれ、無得点。

 

2回表

先発の桑村投手は、相手チームの大きな応援の中、初回に続き好投。

空振り三振、ファールフライ、空振り三振で無失点におさえた。

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2回裏

二死から久保がサードへの内野安打。チーム初ヒット。

送球エラーでこの回も得点圏にランナーがすすんだが、無得点。

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3回 表

先発桑村は、内野ゴロ二つと外野フライの三者温帯に抑える。

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二死からのライトフライは、ライン際の難しい当りだったが、フェイアグランドぎりぎりで山口が好捕した。

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3回裏

白樺学園の攻撃。二巡目が始まる。一番から始まる好打順だったが、空振り三振二つ、内野ゴロで三者凡退。相手投手を捉えられず、0−0のまま4回へ。

 

4回表

相手チームも二巡目、一番バッターからの好打順。

しかし、三振、レフトフライ、センターフライと三者凡退で無失点。

 

4回裏

白樺学園は4番からの好打順。しかし、フライアウト二つと三振。ヒットがでない。

初回に塁を賑わしたが、ここまで内野安打一本しか出ていなかった。

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5回表 〜先制点を奪われる〜

三振、外野フライで二死走者なし。

決勝戦で桑村投手はパーフェクトピッチング(走者を出さない)を続けていた。

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しかし、内野ゴロエラーで初めての出塁を許した。

走者がいないときでもセットポジションから投げる桑村投手だが、次打者にヒットを許し、二死一、二塁とはじめてスコアリングポジションにランナーを背負う。

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初の得点圏走者に対し、伝令が走る。

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初めて得点圏に走者をすすめた相手チームは好機をのがさずセンター前へタイムリーヒットを放つ。1−0。このⅠ点がしだいしだいに重くのしかかっていった。

白樺学園はここまで、得点圏に走者をおいて3度打席があり押しぎみであったが、あと一本がでていなかった。

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バックホームする奥村選手

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5回裏

追いかける白樺学園は、三者凡退。桑村投手に代打が出た。桑村投手は5回投げたうち、4回2/3までパーフェクトも、被安打2失点1(自責点0)で降板した。

これが3年間最後のマウンドになった。

最終投球は撮れていなかったが、マウンドからベンチへ帰ってくる桑村投手の表情、選手たちの表情がとれていた。

連打から先制点を与えたこと、味方のたった一つのミスをカバーできず、悔しさがにじみ出ているようだった。それまでパーフェクトとかはまったく関係ない。

ヒットが何本だろうと、点を与えないことが大切なんだと、わかっていりるように見えた。

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代打登場の矢野選手 これが最終打席となった。

 

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グラウンド整備が行われ、きれいになったマウンドへ

背番号1がむかう。

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第1球を投じる笹森投手

 

テンポよく気合のこもった投球で打者を詰まらせ、打者4人に内野ゴロ3つで被安打1で無失点に抑えた。

 

6回裏

 

先頭の川波がライト前ヒットで出塁。

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送りバント成功で、一死二塁。得点圏へランナーを送った。

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しかし、後続からあと一本がでずに残塁、無得点。

相手投手の好投が続く。

 

7回表

一点も与えたくない場面で、マウンドには2イニングス目の背番号1笹森。

セカンドゴロ、三振、セカンドライナーで三者凡退に抑える。

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好守が光る

 

守りの時間が短くなり、リズムよく攻撃へ。

 

7回裏

先頭の片山が四球を選び出塁に成功。

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なんとしても出塁したい!という気合いが伝わってくる四球。


続く大和主将が送りバントに成功。送球エラーで無死一、二塁とチャンスが広がる。

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丁寧に打球を転がす大和主将。信じて繋ぐ。

 

 

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一塁へ猛然とヘッドスライディング。相手の送球エラーで自らも出塁。

アウトを与えずに塁を進めた。

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続く業天、送りバントで一死二、三塁と同点へ絶好のチャンス。

「一日でも長く三年生と野球がやりたい」と大会前語ってくれていた。

 

続く久保はバント

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ディレード気味のスクイズとなるが猛然と本塁へ

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タッチをかわしなんとしても本塁へ

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本塁へ再突入

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惜しくもタッチアウト。二死一、三塁。

その後、一塁ランナーが盗塁に成功し、二死二、三塁も次打者倒れ、無得点に終った。

あと少し、あとほんの少しで同点だった。

残りイニングが減るにつれ、一点がしだいしだいに大きく重くのしかかる。

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8回表

背番号1笹森が3イニングス目に入る。気持ちを切り替えマウンドへ。

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大会前「俺に任せろ」とエースとしての覚悟を示した笹森投手。

チャンスをのがした後だったが、連続三振と外野フライ。リズムよくアウトを取る。

ナイスピッチング!

 

8回裏

一死から宮浦がヒットで出塁に成功。

さらに次打者三振時に盗塁に成功し、二死ながら二塁へと到達する。

(二塁か三塁へ走者が行くと、ヒット一本等で本塁生還が可能とされ、得点圏にランナーがいると言われます。)

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堅実に得点圏へランナーを送るのはこれで五回目。

しかしあと一本を抑えられ続け、この回も無得点。相手投手の好投が光り、大応援もそれを後押ししていた。夏の1勝の重さがずしりと伝わってくる。

 

9回表

4イニング目を迎える笹森投手。やる仕事はリズムよく相手打線を封ずること。

失点は絶対にしないと心にきめてマウンドへむかう。

 

9回、大切なイニング、先頭打者にボールを投げ込む。

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笹森投手も含めあとどれだけ高校野球のグラウンドに立つことができるのか。

まだ始まったばかり、2試合目で決勝となった最後の大会は9回をむかえていた。

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この日の48球目を投じる。次の1球が高校生活公式戦最後の1球となることは誰もしらない。

プレッシャーのかかるこの回、

ピッチャーゴロ、ファーストライナー、セカンドゴロと三者できってとりました。

 

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それた送球を体を伸ばしキャッチする片山選手。

とれなければ二死二塁のピンチだった可能性が高いため重要なファインプレーだ。

 

笹森投手は4回を無失点に抑え、あとを託すこととなる。

 

9回裏

<高校野球(全国大会)のデータを調べたサイトによると、先頭打者が出塁した場合の得点率は約5割。先頭打者アウトの場合は1割6分程度という。>

先頭打者がボールを捉え快音を響かす

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ショートライナー。

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あと二つのアウトのうちに1点とるのは簡単なことではないため

鬼気せまる表情での声援がベンチから飛ぶ。ここで夏が終るものかと・・・。

 

次打者のキャプテンに大きな声援。

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1年次に北北海道大会決勝の試合でベンチインした。

今度はキャプテンで最後の夏。

 

大切な試合で活躍してきた彼を知っている

スタンドからも、「打って」と声援

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快音とともに打球はレフトスタンドへ

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飛距離十分の大飛球がポール左側へ。ファウル。

そして

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左方向への内野ゴロは相手野手のエラーとなり、出塁。

一死一塁。

 

次打者は新チームの正捕手でこの試合後、主将となった業天選手。

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内野フライでツーアウト。

 

アウトカウントの確認をする一塁上の大和選手。

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二死からの走塁は特に打球が飛んだときのスタートや判断に大きな違いがあります。

小さな頃からやってきた野球では当たり前のことなのですが、それでも間違いを起こさないために

確認を習慣づけてプレーします。

 

9回裏、スコアは0−1、二死一塁。

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打者は8番久保。一年次北北海道大会決勝では先発出場をしていた。

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カウント2-2

 

なんとかしたい!なんとかしたい!

悲しい予感を振り払うように、声援が送られていました。

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「甲子園で勝つ」が目標と語ってくれた主将は一塁上。

 

久保がスイング

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低く鋭い打球がセンター右へ

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センター右、抜けるかと思われたが深い位置でおさえらえれた。

 

思いきりよくスタートを切っていた大和選手はこの位置

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「抜けたと思ったので」と後に教えてくれたが、躊躇なく走塁。

連打も難しい状況だ。

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間にあえ!

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右中間へのシングルヒットで一塁ランナーの大和が激走ホームイン!

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おいついた!

二死一塁。ここで9番投手の笹森くんに代打松岡君が登場。

 

「ネクストにいるときから、プレッシャーというよりも、不思議と打てるイメージがもててました。」と松岡君。

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コンパクトに振り抜いた打球は、センター前へ

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ゲームセット敗戦の窮地が、二死一、二塁、サヨナラのチャンスが到来した。

 

涙も笑顔に・・・あと少し!

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この試合6度目のスコアリングポジションにランナー。

一気にサヨナラ!大きな声援がベンチからスタンドからとんでいました。

 

しかし次打者は外野フライにたおれ、試合は延長戦へ入る。

 

10回表

投手が「守護神」サイドハンドの松山君に交代。

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先頭打者をヒットでだしたが、スリーバント失敗、内野ゴロで二死二塁。

スコアリングポジションにすすまれてしまう。

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守備のタイム。伝令がでた。

 

次打者の放った打球はライトへ前へ、ヒットだ。

 

前進してとる山口選手、一塁は間に合わない、本塁へ必死の送球。

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アウト!すばらしい返球でした。

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この回無失点で切り抜けた。

 

10回裏

先頭たおれるも、奥村、山口が連続四球で出塁に成功。

一死一、二塁。七度目の得点圏へのランナーをおくった。

しっかりランナーを二塁へ進めてきた白樺学園。七度目の得点圏。

次打者倒れ、二死一、二塁でバッターは大和主将。

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こういった場面で期待に応えてきたバッターだ。

ヒットでサヨナラ勝利。大きな声援が飛ぶ。

 

快音ひびかせ大きな飛球がセンターへ

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打球の角度がもう少し違っていれば・・・

3アウトチェンジ。

 

11回表

先頭打者にセンター前ヒットを打たれ、次打者に死球で無死一、二塁のピンチ。

送りバント成功で一死二、三塁。

相手クリーンナップ登場。

スクイズ成功で、勝越される。

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セカンドライナーでスリーアウトチェンジ。最少失点の1失点。裏の攻撃に望をつなぐ。

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11回裏

相手投手の気合いの入った投球が続く。

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延長11回裏、二死ランナー無し。

ここで切り札、代打赤松選手が登場。

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その初球、好球を迷うことなく打ちにいく。

しかし「とらえたと思った」という打球はセカンドへ。

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スタンドからは大きな拍手

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エールをおくる

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応援団お疲れさま。アイスホッケー部中心の有志応援団。

アイスホッケー部はその後、氷上の甲子園、8月の全国選抜大会で全国優勝を果たしました。

吹奏楽部も一生懸命の演奏でした。3年生はコンクールでは残念ながら代表をとることはできませんでしたが、三年間野球の応援では、北北海道大会で毎試合応援団とともに足を運び応援で力強く演奏を行ってきた。一年生の時は北北海道大会の決勝まで毎試合旭川に通った。

 

さて。白樺学園に勝ったチームがここのところ夏も秋も甲子園に出場をするということが続いてきていた。

「対戦相手の分まで頑張る」と言うことがありますが、今年もバトンをうけて闘った対戦校は立派な試合を続けていたので記しておく。

 

白樺学園1−2帯広北*支部代表決定戦

帯広北3−1北見北斗*北北海道大会

帯広北2−3旭川大 *北北海道大会

旭川大10−1旭川北 *北北海道大会準決勝

旭川大9−0クラーク国際 *北北海道決勝

旭川大0−1星稜 *甲子園

 

 

◇令和元年度北北海道大会参加チーム数(校数)

名寄支部  9チーム(9校)  *1校

空知支部 13チーム(13校) *1校

根釧支部 13チーム(18校) *1校 

北見支部 12チーム(16校) *0校

旭川支部 19チーム(19校) *4校

十勝支部 19チーム(21校) *3校

合  計 85チーム(96校) 10校 *うち私立学校 <数についてはトーナメントなどを参考に独自に調べたものです。御注意下さい。>

かなりチーム数があります。

そんな中、HPに記録を掲載しはじめたH15年以降の夏の北北海道大会の結果

優勝:3回、準優勝:2回、ベスト4:4回(夏の大会16回中)

北北海道は甲子園に近い、チャンスが大きいと言われますが、それは私立学校数が少ないことにが故なのかもしれません。

 

全校応援を終え、学園祭も終わるといつもなら北北海道大会という時期・・・

選手たちは高校野球を引退したが、あと何百球だって投げられる投手。何千回だってスイングできる打者。千本だってノックを受けられるだろう野手。数百本だってダッシュができる選手。今プレーすれば一番輝くことができる。きっとそんな時期のある日のこと学校案内を作っていました。本校は体育コースがある数少ない学校だが、最近はサッカー(プリンスリーグ:道のトップリーグにいます)をはじめ大会が増えたくさんの試合に参加できるようになっていたり冬の部は1月がインターハイのためどの部も引退前だ。そのため体育コースというめずらしいコースがあるにもかかわらず、在校生の声をのせてこれなかったこともあるが、今回の結果を受けて、それでも何かできないかと考えた。キャプテンに白樺学園の体育コースのこと、夢追いかけた3年間のこと、取材させてもらい、文章を書いてもらった。引退後の野球グラウンドで写真も撮った。学校案内のコースの特色のページに滑り込みで記事をさし込んだ。生徒の書いた文章ですが、本校の体育コースの魅力はこういうことなんじゃないかと思い感動しました。

記事を書き終えるのに時間がかかってしまいましたが、拙い記事、写真にも関わらず最後までお読みくださった方に感謝申し上げます。lastupdate 8/10(荘司)