男子バレー部 ベスト8へあと一歩 フルセットで涙 春高バレー道予選
16日、全日本バレーボール高校選手権北海道代表決定戦の男子3回戦、白樺学園(帯広1位)は札幌工業(札幌5位)と対戦、フルセットの末、1(23−25、25−20、17−25)2で敗れ、ベスト8進出はならなかった。(荘司)
第一第二セットとリードしている時間も長く勝利でベスト8入りが見えたが、終盤に相手の好プレー等粘りで惜しくもゲームを落とした。特に競り合いとなった第一セットは序盤5−6の競り合いから白樺が抜け出し、11−7とリードを4点に広げた。タイムアウト後12−12と猛追されたが、振り切られることなく競り合いが続き17−17。そして20−17と3点差つけて白樺学園が先に20点に到達し良い雰囲気での白樺バレーが展開された。しかし相手の粘りで22−22と追いつかれてしまう。22−23,22−24、23−24、23−25で惜しくも第一セットを落とした。あと1点でデュースになっていればと悔やまれる。そのままで終われない白樺は、第一セット終盤の相手の勢いをとめ、第二セットは白樺のペースで進める。このセットも先に20点到達(20−14)しそのまま逃げ切りに成功。危なげなくセットを奪い返した。最終セットは序盤から少しずつ引き離され逆に14−20と相手が先に20点到達。最終セットはそのまま追いつけず涙をのんだ。負ければ終わりのトーナメント。3年生は最後の大会。両チーム最後まで全力プレー。白樺学園男子バレー部も思いを込めた全力プレーで好プレーも随所にあり笑顔が見られたが、第一セットの逆転負けが悔やまれ、相手の粘りに惜しくもベスト8進出を逃した。選手のみなさん、保護者関係者の皆さんお疲れさまでした。そして3年生のみなさん3年間お疲れさま。ベスト8惜しかった! 応援のみなさん、白樺学園バレーボール部にこれからもあたたかい声援よろしくお願いします。
◇試合結果
白樺学園 1(23−25、25−20、17−25)2 札幌工業
◇20点到達時のスコア(最終スコア)左が白樺学園
第一セット 20−17(24−25)
第二セット 20−14(25−20)
第三セット 14−20(17−25)