野球部 惜敗で道大会出場ならず 春季道大会十勝支部予選
第56回春季道大会十勝支部予選の決勝が21日帯広の森野球場で行われました。白樺学園は3-4で帯広大谷高校に惜しくも敗れ、四年連続(13回目)の道大会への出場はならなかった。(荘司)
白樺学園 010 002 000 3
帯広大谷 002 020 00X 4
投手ー捕手:牧野ー阿部
二塁打:佐藤槙(二回)、池田(四回)
決勝にふさわしい接戦、両チームに大きな拍手が送られていた。
あたたかい応援ありがとうございました。
試合について
<一回表>
一死後、2番阿部が左前打で出塁するも、次打者の内野ゴロが併殺打となり無得点に終わる。
<投球練習時の最後に二塁に送球練習をする捕手阿部>
<一回裏>
今大会初登板の背番号1牧野が打一球を投じる。
打者3人に対して三振二つを奪い無失点だった。
<二回表>
先頭の佐藤がレフト線へ二塁打
その後一死三塁から、棚橋の犠飛で佐藤が生還で1−0。先制に成功する。
2回裏
内野安打で出塁を許すも、無失点。
<三回表>
三者凡退。
<三回裏>
先頭打者にヒットを打たれ、次打者の犠打で一死一二塁。センター前ヒットを打たれ同点にされる。さらに犠打で二死二塁とされたあと、レフト前タイムリーヒットで逆転された。
その後二死二塁の場面でレフト前ヒットを打たれるが、本塁突入へと三塁ベースをオーバーランしていたランナーを、ほレフトからの本塁送球を受けた捕手阿部が三塁へ送球しアウトに。追加点を防いだ。
<四回表>
先頭の池田が左中間二塁打で出塁。
後続から一本がでず無得点に。
<四回裏>
一死からセンターオーバーの三塁打を打たれピンチ。
しかし後続を内野フライと三振でピンチを切り抜け無失点で切り抜ける。
<五回表>
ピンチをしのいだ後だったが、三つのアウトを全て内野ゴロでしとめられてしまい無得点。
<五回裏>
先頭打者から三振を奪ったがヒットを打たれ一死一塁。次打者のサードゴロは惜しくも併殺ならずで二死一塁に。
あと一死でチェンジだったが、単打を打たれ二死一、二塁。次打者に痛恨の二塁打を浴び、二失点。1−4となる。
二失点するも靴ひもを結び直し、冷静にピッチングを続けた背番号1の牧野。6回以降を内野安打二本だけ、無失点に抑えた。
<6回表>
一死から阿部が四球で出塁。
続く池田が左前打を放ち、一、二塁。
佐藤槙が四球で一死満塁。牧野の打ったゴロを相手内野手がはじきエラーで阿部生還、2−4。なおも一死満塁。棚橋が四球を選び押し出し池田生還。
スタンドからは大きな声援が送られていた
一死満塁。小笠原のはなった打球は、ワンバウンド目で速度をましたかのように、セカンド正面へ。
4−6と送球がわたり
一塁セーフなら同点の場面、懸命に一塁にスライディングする小笠原選手。
併殺打となりチェンジ。
惜しくも同点を逃す。3−4に。
打球が少しでも弱かったり方向が違っていれば、俊足の左打者が併殺打にはならなかったであろうと思われるだけに、痛恨のワンプレイとなってしまった。
<六回裏>
二死から内野安打2本を打たれるが、無失点に抑えた。
好捕し倒れ込みながら一塁送球をする西村。内野安打になったが勝利への執念を見せファイとあるプレーが続く。
一死後、牧が左前打で一死一、二塁。
しかし後続が内野ゴロに打ち取られ無得点。
<7回裏> この回三振を二つ奪い三者凡退におさえ無失点。
あと二回、1点差のまま追撃するため、牧野ー阿部のバッテリーはバックとともに懸命に失点をふせぐ。
この試合、投手牧野は一つの四球も出さず、捕手阿部は一球たりとも後ろにそらすことなく投球を受け続けた。
<8回表> 相手投手が交代 二死から棚橋が中前打で出塁するも無得点。
<8回裏> 好守もあり、リズム良く三人でおさえ無失点
<9回表> 打者三人、内野フライ、内野ゴロ二つにおさえられ試合終了。3−4。
最後の夏は甲子園で笑顔を見せてほしい。
ナイスゲームでした。