スケート全道最終日 パシュート男子V・女子準Vもリレーで涙 学校対抗Vならず

明治北海道十勝オーバル(帯広市)で開催されているスピードスケートの全道大会は20日最終日を迎え、高校男子・高校女子の1500m、パシュート、2000mリレーが行なわれました。

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男子チームパシュートで優勝の白樺学園

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女子はチームパシュートで準優勝した

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男子1500mでは堀川(1年)が第3位。4位に小岩、6位に嶋田(共に3年)が入るなどして学校対抗のポイントを伸ばした。女子も同種目で、4位に澤尻(3年)、6位に瀧上、7位に酒井(共に2年)が入った。高校で初の開催となったチームパシュートは3人一組で行なうレースで3番目にゴールした選手の記録で順位を競う。男子は8周、女子は6周で行なわれるレースだが、男子は見事優勝、女子も準優勝を果たした。最終種目のリレーは、氷上でのバトンの受け渡しなど番狂わせの起こりやすい競技。さらにインドアの高速リンクで「氷の質が違い、ブレーキがかけにくい」(森本コーチ)という。男女ともバトンミスが原因で痛恨の失格。男子はリレーでも優勝候補だったが、3点のリードを逆転され学校対抗第二位、女子は7点差を追いかけての最終種目に昨年の同大会優勝時と同じメンバーで挑み全力疾走。順調な滑走だっただけに途中バトンミスが悔まれたが、男女とも優勝を目指しての全力疾走がゆえ。その後落胆の中だっただろうが、声をあげ伝統の全員滑走を行なう選手達。悔しくて涙を流す姿もあった。「インターハイで完全燃焼」して今度はうれし涙を流して欲しい。(荘司)

全道大会 学校対抗 

男子

第一位 64点 帯広南商業

第二位 59点 白樺学園

第三位 29点 北海道池田

 

女子

第一位 60点 帯広南商業

第二位 47点 白樺学園

第三位 46点 北海道池田

結果の詳細は北海道スケート連盟のページをご覧になれます。