芽室町×米カリフォルニア州トレーシー市の国際交流事業に参加しました。

6月13日(木)~6月18日(火)に
芽室町とアメリカ合衆国カリフォルニア州トレーシー市の国際交流事業に本校生徒が参加しました。

トレーシー市との交流は、基幹産業である農業、とりわけ豆類の生産地であることから、
平成元年8月5日国際姉妹都市提携に調印し、中学生のホームステイを中心とした派遣、受け入れ交流などが活発に行われています。

新型コロナウイルスの影響で、相互派遣交流事業が行われておりませんでしたが、
5年ぶりにこの事業が再開し、本校生徒もこの交流事業に参加することとなりました。

トレーシー市からは10人の中学生が北海道に来てくれました。

【6月9日(金)】
6月17日(月)に挑戦する通訳のために、芽室町のお菓子屋さん「まさおか」の社長と打ち合わせを行いました。
どのような表現を英語にするのかなどを確認する事前準備がメインでしたが、
日本人である自分たちが日本の文化をしっかりと理解していないということを認識し、国際交流をするためには自国文化に触れあう機会を作ることが重要であるということも学ぶことができました。

【6月13日(木)】
札幌開拓の村で、トレーシー市派遣団と対面しました。

けん玉を披露しました。

札幌開拓の村を一緒に見学します。

一緒に折り紙をしました。今回は兜を折りました。

バイキングレストランで昼食を食べました。
トレーシー市派遣団との交流を楽しみます。

【6月14日(金)】

町内の中学校で書道・折り紙のレクチャー補助を行いました。

【6月17日(月)】
芽室町役場にて「課題解決プログラム」を実施しました。
「課題解決プログラム」では、
『芽室町・トレーシー市をより良くするにはどうすればよいか』というテーマで班に分かれて議論をしました。

「トレーシー市はゴミのせいで町が汚くなってしまっている。しかし、芽室町にはゴミが少ない。これは、普段から小中学生が自分の教室を掃除することで、身の回りをきれいに保つ習慣が身についているからではないか。トレーシー市の学校では掃除はすべて用務員さんがやってくれるので、自分たちで教室を掃除する取り組みを実施することで、町をきれいに保つ習慣を根付かせたい。」
という国際的な議論だから生み出された課題解決だったり、
「芽室町にもメキシコ料理屋があった方がいい。」など、個性豊かな意見を聞くことができました。

次に、芽室町内のお菓子屋さん「まさおか」を訪ね、日本の伝統的なお菓子である、大福ときんとんを作りました。

お菓子作りの際の通訳を、本校生徒が担当しました。

その時の映像がNHKnewsで放送されました。こちらをご覧ください。

【6月18日(火)】
新千歳空港まで、帰国の手続きのお手伝いをしに行きました。

白樺学園高校では国際交流や異文化理解、多文化共生に力をいれています。
今後もこのような機会を作っていきたいと思います。

記事:福井