4年ぶりの金に歓喜 帯広地区吹奏楽コンクール
第66回の帯広地区吹奏楽コンクール(主催:帯広地区吹奏楽連盟・朝日新聞社)が二年ぶりに開催され、高校C編成の演奏と審査が8月1日、帯広市民文化大ホールで行われた。白樺学園吹奏楽部の16名が「蒼き海と船乗り」(作曲 広瀬勇人)を演奏、金賞を受賞した。事前にチケットを入手した保護者らが感染対策の上演奏を鑑賞した。閉会式、表彰式は行わず結果はネットでの発表となった。
本番2日前、校内のホール(白樺ホール)で練習する生徒達(7月30日撮影)
3年生の高橋部長は「2年ぶりの大会、人生で1番緊張して、(演奏が)走ったりあったけど、最後は全員でとても良い音を出せてたと思う。上達が実感できていたので、金賞という目標を達成できてうれしいです。」と喜んだ。当日は裏方で演奏をささえた顧問の福永先生は、「1番最後のハーモニーがとてもキレイで鳥肌がたった。演奏後学校へ戻ってのミーティングで、金賞とったぞ!と声をかけると、部員から笑顔と拍手に歓声があがった。嬉しかった。荷物運びとして野球部員が手伝ってくれて、一緒に裏方で緊張しながら頑張ってくれとても感謝している。」と感想を述べた。顧問で指揮も行った山本先生は「4年ぶりの金。とれなかった期間は辛かったですね。コロナ禍で、外部指導者をいれずに、自分たちだけでやってきた。生徒達と協力して掴んだ金賞は格別に嬉しい。楽曲は今の構成員を考えて候補曲を選び、生徒に聞いてもらったところ1番反応が良かった曲を選んだ。譜面はメンバーに合わせて時間をかけて作り直し、さらに練習しながら微調整してきた。無事大会で演奏できて結果もでて、大会を支えてくれた関係者、一緒に頑張ってくれた生徒に感謝している。」と大会運営で焼けた顔が笑顔でほころんだ。生徒の皆さん、無事大会出場と4年ぶりの金賞授賞おめでとうございます。なお次は8月20日に同曲を高文連音楽発表大会で演奏が予定されているが大会関係者、顧問、生徒以外は入場ができないため、この演奏を聴くことができるのは9月25日土曜日18時、十勝プラザで開演予定の定期演奏会となります。頑張れ白樺学園吹奏楽部。(荘司)