全国初勝利逃す 逆転負けも次の糧に インターハイバスケ

本校男子バスケットボール部は7月26日、新潟県長岡市民体育館で全国高校総体(インターハイ)のバスケットボール競技二回戦を行った。神奈川の桐光学園に第二クォーターに最大20点をリードするなどしたが、後半の第三クォーターに逆転を許し、最終的には74-86で全国初勝利を逃した。大会は二年前に白樺学園がウィンターカップ初出場時に対戦した中部大第一(愛知)が初優勝を飾った。(荘司)

写真提供:山田さん(男子バスケットボール部保護者会)ありがとうございました。

 

□二回戦

白樺学園(北海道1位) 74(26-20 22-16 14-32 12-18)86桐光学園(神奈川1位)

宮下コーチの話:スタートは緊張したものの、普段通りの走るバスケットができていて、速攻も決まった。ディフェンスもよく走り相手の攻撃を防いでいた。第二クォーター終わりから第三クォーターにかけて足が止まりはじめ、相手エースを波に乗らせてしまった。フリースローも入らなくなるなどミスも目立ち始めた。全国大会でのミスは大丈夫とはいかず、相手に逆転のきっかけを与えた。相手は9人~の選手で戦っていたが、うちは6人が中心。休ませられるようにしたかったが、難しかった。相手ディフェンスはスタート時から厳しい守りを展開していて、足があるうちは突破できていたが、あれを40分続けられてしまったがうちは40分続けられなかった。また状況をみて、選手間で工夫をする声かけが相手チームはできていて、後半巻き返しにつなげていた。そういったところや40分走り切れる足の強化が課題だと感じた。厳しい状況下でもいかに自分たちのバスケットをしていくことができるのかを考えてプレーできるようにしていきたい。前半にやりたいバスケットができたことは収穫だが、足りないことも痛感した。ウィンターカップにむけて頑張りたい。応援ありがとうございました。

 

寒川主将の話:第二クォーターの後半はしっかり守ることができず、終わりにブザービーターを決められてしまった。後半になってもそのままの流れを断ち切れなかった。主将としては、声掛けをして、雰囲気よくプレーができるようにしたかったが、それができず、みんな声が出ていない時間帯もあったり、味方のミスの責めあいもあった。個々に見ると実力のある選手が多いが、その力を出し切らせることができたとは言えず、悔いが残ったので、声を出して気持ちの面で負けない前向きなプレーをする雰囲気作りができるようしたい。また頑張ります。