写真部全道大会(室蘭)終える 1年生酒井君が入賞
令和元年度北海道高等学校文化連盟第43回全道高等学校写真展・研究大会が16日から18日室蘭市の室ガス文化センターで開催された。本校からは十勝支部の代表として4点が全道へ進み、修学旅行の二年生を除く2名が参加、「百獣の王」(進学・教養コース1年酒井啓伍)が佳作入賞した。<続く>
十勝からは30作品が出品され、入選1(工業),佳作(柏葉1、芽室2、南商業4、白樺1、大谷1)9だった。「上位の接戦になると、完全に作品主義になりピントもぼけも振れも露出も構図も焼も欠点があれば下げられ、欠点がないものが残る。妥協は許されない。」と酒井くんは審査委員長の言葉をしっかりと受けとめていた。今回は代表に選ばれた十勝支部10校がまとまってバスで移動、同じ宿舎や部屋で過ごすなど学校を越えて多くの時間を共有することができた。撮影会では祝津公園、絵柄公園、地球岬、イタンキ浜等をめぐった。全体講演では室蘭出身の海洋生物学者であり写真家の笹森琴絵氏(日本クジラ・イルカウォッチング協議会会長・さかまた組代表)が「写真のチカラ〜あなたは何を、何故、誰のために撮るのか〜」と題し行い生徒達は興味深く話を聴いていた。最終日の大会中の撮影会写真の講評は笹森氏が全ての学校の作品を講評した。「写真は、あなたの”人となり”を表しさまざまな意味で、未来の可能性を増やす扉にもなり得る力を持ちます。個々の価値観で、多様な一枚を!」と笹森氏はまとめた。(荘司)