学校対抗3年ぶり40回目の優勝、リレー、パシュート、1500m堀川大地V〜スピードスケート全道大会最終日〜
12月25日、釧路市の柳町スピードスケート場で、スピードスケートの第69回北海道高等学校選手権競技大会の最終日(競技3日目)が行われました。男子は学校対抗でこの日も得点を伸ばし、二位に21点差をつける合計89点で、3年ぶり40回目の優勝を果たしました。おめでとうございます。(荘司)
この日行われた男子1500mでは、本校2年の堀川大地がただ一人2分を切り、1分57秒35で優勝した。堀川翼は4位、奥山大輝は5位にと、出場3選手が全員入賞を果たしました。
女子1500mでは、3年の酒井嘉子が2分15秒39で3位。同じく瀧上つくしは8位入賞だった。
男子チームパシュートは、小野塚宏次郎、高橋孝汰、仲陽生の3人が出場し4分14秒79で初めて行われた昨年に引き続き2連覇を果たした。小野塚選手は2年連続の出場しての優勝だった。女子パシュートは4位だった。
大会最終種目の2000mリレーでは、石川、松井、堀川(大)、久保(向)が2分28秒10で2位に2秒68差で見事優勝を果たした。女子は3番目のタイムだったが、バトンゾーンオーバーのため失格となった。この種目、スピードに対してバトンゾーンは狭く各チームはタイムとバトンワークについてぎりぎりの選択を余儀なくされる。1位との差は僅か0秒74だった。
チームパシュート(団体追い抜き)で優勝の3人(左から高橋、仲、小野塚)
*写真について:パシュートは今年で二回目なので撮る側も経験が少なかったわけですが、全員の顔が収められるよう事前に何度も練習して撮ってみました。ピントも3人全員に合うように少し絞りこんでいます。何気ない一枚のようですが、この一瞬は貴重かもしれません。
<優勝の男子2000mリレー>
堀川からアンカーの久保へ
アンカーの久保(向)
「前回優勝の3年前の道大会も釧路会場だった。その時はインターハイでも優勝した。」「優勝したいです。」と選手たち。
今大会は競技前日からの大雪でしたが、関係者の多大な努力でリンクが除雪準備され、競技開始が遅れることなく実施されました。また、たくさんの保護者、関係者のみなさんが見守る中、声援の中、力をもらったかのように全力滑走の選手たちが見られました。さまざまな人に感謝の気持ちを忘れずに、男女ともインターハイで自分たちのできるベストの滑りができるよう、頑張りましょう。選手の皆さん、親御さん関係者の皆さん、ありがとうございました。今後とも白樺学園スピードスケート部にあたたかい応援をよろしくお願いします。(荘司)
少しだけリンクの写真を掲載します。
滑走面。気温、氷温等で選手には硬く感じたり軟らかく感じたりするそうです。
製氷後の滑走面
大会では良い状態で滑ってもらうために、計画的に製氷が入ります。
レースへの出入り口(大会終了後に撮影)
リレー練習(2日目)より
夕日がきれいで有名な釧路ですが、
ほぼ冬至のこの時期、早くも16時前に日没を迎えました。
リンクにも建物の合間をぬって男子リレー練習のメンバーに夕陽が射しました。
リンクに降り積もった雪も写っています。
屋外リンクは気象の影響をインドアに比べ大きく受けますが、リンクスタッフ、関係者のおかげで整備されています。
朝早くから駐車場も含めありがたいと感じました。感謝ですね。