サッカー部 劣勢・同点・そしてPK勝利 逆転で準決勝進出

全国大会へとつながるサッカーの第94回全国高校選手権大会十勝地区予選準々決勝が幕別町札内川河川敷サッカー場で行なわれ、白樺学園が1−1でPK(5−4)の末、帯広柏葉高校を下し準決勝進出を決めました。おめでとうございます。準決勝は来週9月5日土曜日10時からの予定で、第一シードの帯広大谷高校と対戦する。

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約束通り、勝利の後に笑顔で撮影できました。感謝・感激。

試合は前半終了近くの35分、先制を許し0−1のままハーフタイム。円陣を組んだ部員達からは一際大きな声で「勝つぞ!」の声。後半に入り、47分大宮がゴール前に切り込みキーパー前で左にパスすると、これを大泉が合わせ同点に追いついた。同点後も油断することなく守りから入り、30分以上両チーム無得点のまま80分の試合時間を追えた。大会規定によりPKが行われ、4本目まで両チーム全員が成功。すると相手チームの5本目をキーパーの大野が左へ跳びながら両手でボールをはじき返しセーブ。最後はこの試合途中出場の中野がゴール左隅にはなった力強いシュートは、予想して同方向へ跳んでいたキーパーの伸びた両腕のさらに左隅へ決まり勝利した。今日も応援の声が鳴り止むことのなかった白樺学園の応援は、サッカー部員の他、野球部、アイスホッケー部等、クラスメート達がかけつけた。「さあ行きましょう!」の応援が鳴り響き、劣勢を吹き飛ばし勝利の女神を呼び寄せているようだった。「大きな一歩。全員で全道のピッチに繋げられるよう1日1日頑張って行きます。」とベンチから一際大きな声で声援をおくった3年生背番号1を背負う長身キーパーの佐藤君。プリンスリーグ道東ブロックリーグ1部では上位(現在4位)の柏葉を破り、勢いをつけた。次は同じく3位の帯広大谷高校。選手も女神も最後までほほ笑んでいて欲しい。(荘司)

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「勝利の女神がこっちへ来たぞ!」と書かれている手づくりの横断幕。

 

勝利も浮かれることなく、次の目標へ向けミーティングに入っていた。

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ここまできたら、やるしかないでしょう。

1日、1日を大切に、頑張ってゆこう。