準優勝・GWSで惜敗 アイスホッケー第17回清水町長杯争奪高校サマー大会
25日、清水町アイスアリーナで行われた、アイスホッケーの第17回清水町長杯争奪高校サマー大会の決勝、白樺学園は駒澤大学付属苫小牧高等学校に、60分間、2−2の同点の後、ゲームウィニングショットの末、3−2で敗れ、2年連続の準優勝となった。
ちなみにゲームウィニングショットは、規定時間で決着がつかない場合に行われる。両チーム3回ずつ行われ、ゴールが決まった数の多いほうが、得点1となる。サッカーの場合のPKは止まったボールをうつが、アイスホッケーの場合は、決められた場所からパックを運び、キーパーの守る狭いゴールにシュートを決めるもの。高校界トップの二チームによるGWSは、両チーム6回で、ゴールが決まったのは1本だけだった。白樺学園はこの試合、残り約2分30秒の土壇場にFW古川がゴールを決めたが、おしくもGWSで敗れた。サマー大会が終り、シーズンはこれから本格化する。日本トップレベルの地方大会が北海道のこの種目。実業団や大学のトップリーグで活躍する先輩も多い。日本のアイスホッケーの未来をつくる選手がここ、白樺学園にいるといっても過言ではないだろう。学校生活を含め「スポーツが強いだけではだめ」と、人としての成長も求められる3年間。集大成を迎える3年生は、部活のみならず、白樺学園の生徒の範としての行動が求められている中、頑張っている。野球部、サッカー部、バスケット部、バレー部、陸上部、スピードスケート部といったクラスメートと支え合い頑張っている。オリンピックの金メダリストが出た学校だからではないが、一番でないと、「おめでとう!」とアイスホッケー部員には声がかけられない。いつか「おめでとう!」と言える日を楽しみにしています。これからも、白樺学園、アイスホッケー部に、あたたかい応援よろしくお願いいたします。